神瀬のプロフィール

神瀬(こうのせ)地域の位置

 神瀬地域は、熊本県球磨郡球磨村の北、八代市と芦北町に面した位置にあります。旧神瀬小学校跡を中心に人口約800人で6つの区域に分かれ、さらにそれらの6つの区域は19の集落によって構成されています。日本三急流の球磨川に流れ込む支流のそれぞれに集落が存在し、それぞれ独自の文化を守っています。

 

アクセスマップ

地域の歴史

 神瀬地域は、昔は神瀬谷と呼ばれ、球磨川の水運の要所として各所に歴史が刻まれています。参勤交代で有名な清正公岩や槍倒しの瀬などの他、地域内にも様々な球磨川にまつわる歴史を見ることができます。また地域の大部分を占める山々には、古くからの信仰が今に残り、今でも各集落で大切に受け継がれています。

 

自然歴史文化

神瀬石灰洞窟

 神瀬地域を代表する景勝地として、「神瀬石灰洞窟」があります。洞窟の中には「熊野座神社」があり「縁結びの神様」として親しまれています。近くには熊本県名水百選の「長命水」があり神様の水として伝えられています。

 

神瀬石灰洞窟

カルスト台地

 神瀬地域は、国道219号線沿いの集落である蔀地区背後から渡の小川谷最奥部の大槻近くまで、西南西から東北東方向に走る平均幅約300m、長さ約6kmの細長い直線状の石灰岩台地が見られます。標高700mから900mのこの石灰岩台地は、神瀬地域と高沢地域を隔てる分水領となっており、高沢地域の横井背後から蔵谷背後にかけては地形図上に直線状の等高線で示される急崖が描きだされています。

 

 神瀬地域を代表する山が「秋払山」(あきばらいやま)標高927m、「杣鼻山」(そまのはなやま)標高827m、「大蔵山」(おおぞうやま)標高654mであります。それぞれに石灰岩が群生し、見事なカルスト地形を見せてくれます。それぞれの山頂から水平線を見渡せば、北は有明海や島原半島が望め、雲仙普賢岳やすそ野に広がる町の明かりも見ることができます。西には八代海沿岸や天草の島々が望め、夕暮れ時には空と海を赤く染めた夕日が八代海を幻想的に写しています。南西には球磨村の譲葉牧場や水俣方面の山々が見られ、遠くは鹿児島県出水市の山々を見ることができます。

 この3つの山頂からは、素晴らしい景色と背後に広がるカルスト地形を一度に見ることができる県内でも珍しいの絶景スポットです。

 

カルスト台地